株式会社SAKIGAKE JAPANは、一般社団法人 災害対策トレーニングセンター支援会(DMTC-SA)と熊野災害対策コンソーシアムが主催する「孤立集落サミット2024」において、講演およびブース出展を行ったことをお知らせいたします。
和歌山県白浜町について
和歌山県白浜町は、都内から飛行機で約1時間の距離にあり、古くから温泉と美しい砂浜で知られる観光地です。しかし、近年では人口減少と高齢化が進行しており、地域の防災対策が重要視されています。また、太平洋に面し、その海岸線には山地が迫るため、南海トラフ沖地震などの大規模災害発生時には、現地集落の孤立化が懸念される地域でもあります。
サミットの概要
全国に約15,000あるとされる孤立集落に焦点を当てた「孤立集落サミット2024」は、広域同時被災時に備えるべき対策について考察し、地域の自助・共助を促進することを目指します。「孤立集落の自助・共助を考える - 何を蓄え何に備えるのか?」をテーマにした今回のサミットは、2024年5月21日(火)と22日(水)に和歌山県西牟婁郡白浜町椿地区で行われました。
能登半島に実際に足を運んだ大学や企業関係者らがパネルディスカッションを通じ、「公助が行き届かない」とはどういう状況なのか、元旦に何が起こったのか、何ができず困ったのかを詳しく掘り下げました。また、高齢者が多い限界集落での道路啓開の実例から、急傾斜地と沿岸主要道路における特有の課題に対する備えについて考察し、「公助」の新しいアプローチを模索しました。これに基づき、有識者や地元住民が自身の防災対策について協議し、理解を深めました。
現地の廃校を利用した体育館で行われたサミットは、町長をはじめとする行政関係者、地元企業、住民の方々など約100名が参加しました。
本サミットは、東京大学生産技術研究所附属災害対策トレーニングセンター(DMTC)と株式会社 Crackin SBIR(国)(24-3)第007号が協力を、オレンジロケッツ株式会社様・西松建設株式会社様・和歌山南漁業協同組合様・株式会社寅壱様・ワシン建設株式会社様が協賛をつとめておられます。
弊社の参加内容
弊社は、ブース出展を通じて最新の防災テクノロジーを紹介し、講演ではその有効性を説明しました。特に、地域の区長や議員の皆様に対して、その技術の有用性をお伝えすることができ、多くの関心を引きました。
今後の展望
今回の参加を通じて、私自身も多くの学びを得ることができました。今後も引き続き、防災分野での貢献を目指し、さらなる活動を続けてまいります。
株式会社SAKIGAKE JAPANの防災への取り組みにご期待ください。