【活動報告】東京都GXプロジェクト「採択企業×連携サポーター交流会」で中間報告ピッチ登壇!

グローバルサウスの脱炭素に挑む共創の場

皆様、こんにちは。株式会社SAKIGAKE JAPANです。

2026年7月2日(木)、東京都および公益財団法人東京都環境公社が推進する「グローバルサウスのGX促進プロジェクト」の一環として、「採択企業×連携サポーター交流会」が開催されました。本交流会は、プロジェクトの中間報告を兼ねたイベントであり、グローバルサウス諸国の脱炭素と課題解決に挑む採択企業と、現地展開や事業化を支える連携サポーターが一堂に会する貴重な共創の場となりました。

今回は、当日のタイムテーブルや各社の発表内容、弊社のピッチ概要についてご報告いたします!

■ 交流会のタイムテーブルと会場の様子

交流会は14:00から16:00にかけて開催され、オープニングのご挨拶に続き、採択企業計12社による各2.5分間のスピーディーな「ライトピッチ」が行われました

会場内はAからJまでのグループに分かれ、採択企業と支援領域(総合支援、法務、税務、リスク低減など)を持つサポーターが同席する形で配置されました。コンサルティング、事業会社、金融機関、国際機関、専門家など計19社の支援サポーターが参加し、ピッチ後のネットワーキングでは、各社の課題解決に向けた非常に熱度の高い個別対話が行われました

■ SAKIGAKE JAPAN の発表内容(インドネシア)

SAKIGAKE JAPANからは、東京都「グローバルサウスGX促進プロジェクト」採択事業として進めている、「オフグリッド型 水産コールドチェーン輸送システム」の取り組みをご紹介しました。

インドネシアの未電化離島・沿岸部では、氷やディーゼル発電機に依存した水産物の保冷が一般的であり、燃料コストの増加やCO₂排出、鮮度低下といった課題が存在します。SAKIGAKE JAPANでは、太陽光発電・蓄電池・PCM(特殊蓄熱材)・高断熱ボックスを組み合わせることで、漁獲直後の海上保冷から、離島での保冷ハブ運用、本土・市場への陸上輸送までを一体で設計する、オフグリッド型のコールドチェーンの構築を進めています。

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■ 登壇各社の多様なGXソリューション

ライトピッチでは、東南アジアをはじめとするグローバルサウス諸国を対象に、省エネ、バイオ、風力、太陽光、ドローン、資源循環など、多様なドメインの先進技術が発表されました

1. ダイナエアー株式会社(ベトナム)

  • テーマ: 液式調湿空調機の活用
  • 概要: 小型調湿外調機の設置による性能妥当性検証(実証・事業化フェーズ)。高精度な湿度調節や除菌力を強みに、連携サポーターと協同した顧客への情報発信の充実を目指す。

2. 日本グリーン電力開発株式会社(ベトナム)

  • テーマ: カシューナッツ殻油(CNSL)精製・供給体制構築
  • 概要: 副産物であるCNSLを再生可能バイオ燃料として精製・供給する体制構築(FSフェーズ)。環境価値を訴求できる販売先・用途の拡大を目指す。

3. 株式会社レボインターナショナル(ベトナム)

  • テーマ: ジャトロファ由来GX燃料の国際認証取得と国内実証基盤構築
  • 概要: 非可食作物ジャトロファを用いたバイオ燃料のISCC国際認証取得や輸入スキームの整理(実証フェーズ)。認証取得ノウハウやサプライチェーン構築に強みを持つパートナーとの連携拡大を推進。

4. 株式会社チャレナジー(フィリピン)

  • テーマ: 独立電源型小型風力発電機の導入
  • 概要: 島嶼部での独立電源インフラ整備に向けた実証サイト選定と現地試作準備(マスタープラン・FSフェーズ)。現地政府機関・自治体や製造パートナーとのマッチングを模索。

5. 株式会社Sustech(フィリピン)

  • テーマ: AI統合型再エネGXモデルの構築
  • 概要: 太陽光発電設備にAI「ELIC」を統合し、売電戦略と運用最適化を図る(マスタープラン・FSフェーズ)。現地の税務・法務・制度対応やネットワーク構築でのサポートを期待。

6. ソラミツCBDC株式会社(バングラデシュ)

  • テーマ: AWD農法普及とデジタル通貨による環境価値還元
  • 概要: AWD(間断かんがい)によるメタン削減とブロックチェーンを活用したデジタル通貨による価値還元モデル(FS・実証フェーズ)。現地政府や中央銀行へのアプローチ、資金調達での協力を求める。

7. 株式会社エアロネクスト(モンゴル・ベトナム)

  • テーマ: ドローン配送等による脱炭素化への貢献
  • 概要: 車両輸送の代替となるドローン配送活用によるCO2削減(マスタープラン・FS・実証フェーズ)。現地量産化に向けたサプライチェーン構築やグリーンエコノミー政策での協業を希望。

8. 株式会社komham(タイ・シンガポール)

  • テーマ: 微生物による有機廃棄物の分解・堆肥化技術
  • 概要: 生ごみ高速分解微生物を用いた実証と継続運転による運用最適化(マスタープラン・FSフェーズ)。タイ等への展開に向け、現地での販路開拓や販売代理機能を担うパートナーを募集。

9. ゼファー株式会社(エジプト・サウジアラビア)

  • テーマ: 低圧風力発電機の導入
  • 概要: 分散型再生可能エネルギーソリューションの導入(マスタープラン・FSフェーズ)。需要家や現地施工会社、制度サポートを行う現地パートナーの創出を推進。

おわりに

今回の交流会を通じて、同じ東京都GXプロジェクトに採択された企業同士、また連携サポーターの皆さまと、直接顔を合わせて意見交換できたことは、大変貴重な機会となりました。

SAKIGAKE JAPANでは、今回ご紹介した「オフグリッド型 水産コールドチェーン輸送システム」をはじめ、防災・環境適応分野におけるさまざまなプロジェクトを推進しています。現地パートナー、技術連携先、その他協業にご関心をお持ちの企業・団体さまがいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。新たな連携パートナーを募集しております。

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