この度、株式会社SAKIGAKE JAPANのCEOである近藤宗俊は、インドのニューデリーで開催された「ICDRI2024」に参加いたしました。
ICDRI (The International Conference on Disaster Resilient Infrastructure) 2024とは
ICDRI2024は、インド・モディ首相の主導する災害に強いインフラストラクチャーに関する国際会議で、政府や組織、機関、メディア、インフラ関係者が一堂に会して議論します。
今年は4月24から25日にニューデリーで開催。テーマは「より強靭な明日のための今日の投資」で、災害に強いインフラへの投資を行動に移すロードマップに合意する予定です。
各セッションでは、課題や機会をマッピングし、政策、技術、金融メカニズムなどのグッドプラクティスを特定・共有し、持続可能で強靭なインフラ投資を強化することを目指します。
今年は、世界銀行の南アジア地域 気候変動・災害リスク管理プラクティスマネージャーであるアバス・ジャ氏、UNDRR(国連防災機関)副支部長のアビラッシュ・パンダ博士など、世界42カ国から117名のスピーカーを含む約1,400名が参加し、20のセッションが開催されました。
この会議では、多くの興味深い示唆を得ることができました。例えば、今日、気候変動の適応に1ドル投資すると、将来的にはその約12倍のコストを節約できるというデータが提示されました。気候変動に強いインフラを構築し、異常気象への耐久性を確保し、リスクを軽減し、将来世代のために持続可能な開発を促進するためには、新しい投資モデルとデータ管理に基づいたコミュニティ連携が不可欠です。
気候変動対策は、「緩和」から「適応」へと、焦点が少しずつ移っています。今回、パネリストとして登壇を試みましたが、残念ながら叶いませんでした。ですが、次回こそは必ず!
この会議は、新鮮な視点を得たり、ネットワーキングを行ったりするなど、非常に恵まれた機会でした。今後も、より多くの知識とネットワークを築きながら、私たちの防災事業を発展させていきたいと思います。